正式名称「S.I.C. 極魂 仮面ライダー響鬼」
2009年 1月発売。
S.I.C.の関節可動ミニフィギュアシリーズ「極魂」第一弾は、
本家S.I.C.シリーズで強力な人気を誇る「仮面ライダー響鬼」。
元来、非常に独特なオリジナルデザインである響鬼が、
全高約120mmのボディにS.I.C.デザインと可動用関節を
凝縮挿入され立体化されている。
響鬼には欠かせない音撃棒も2本付属。
今回の懐かし玩具は放送から今年で20周年の「仮面ライダー響鬼」!
の、16年前のミニサイズアクションフィギュア「S.I.C. 極魂」!
おまけも付けてまとめてご紹介させて頂きますね♡

まずは大きさ比較で、いつものねんどろ赤城さんは約10センチ。
写真左は食玩「掌動-XX仮面ライダー」の旧1号。
響鬼のが一間話大きいのよね♡


まずは「S.I.C.シリーズ」を改めてご説明したい。
S.I.C.とは
石ノ森章太郎先生のキャラクターを原型師独自の解釈で
立体化したフィギュアシリーズでして、
初期は固定ポーズで部分的に可動するフィギュア。
後期は完全なアクションフィギュアなのでした。
今回ご紹介する「S.I.C. 極魂」は
通常サイズのS.I.C.を小型化した
ミニアクションフィギュア。
ちなみに先にご紹介した「S.I.C. 匠魂」は
S.I.C.アレンジの固定フィギュアを小型化した
トレーディングフィギュア、であります。

極魂響鬼さんも
元は大型の普通のアクションフィギュアだったのですが
その魅力と可動を損なわず、
見事にコンパクトサイズにまとめあげてますねぇ♡
響鬼さんは何かを纏って変身するのではなく
肉体が変化するタイプなので、
シルエットが非常にスリムに。頭部も小さくなり、
身体も筋肉の隆起がまんま表現されてるわね!

その上で表皮各所にオリジナルのモールドが刻まれてますし、

ベルトに装備した「音撃鼓」や両側面に吊るされた
「変身音叉 音角」「ディスクアニマル」、
背中側の「音撃棒」まで細かく再現されてます。


可動についても元となったS.I.C.版と同様で良く動く、のですが、
何分16年前のアクションフィギュアですからね。
腕脚の二重関節はお見事ですが、他は一般的なアクションフィギュアのソレ。
肩の前後可動や股関節の引き出し可動、良く曲がるお腰可動など、
今風の追加可動が無い分、ちょっと物足りなく思えちゃうわね。
仕方ない事なんだけどねぇ。


造形も塗装も、可動においても元となったS.I.C.と遜色ない
素晴らしい出来なんですが、流石に付属品は大幅にカット。
差し換え手首は平手と武器持ち手の2種のみ。
装備は背中から取り外した状態の音撃棒2本と
音撃棒を取り外した後の背中に付けるジョイントパーツでおしまい。
決めポーズの手は欲しかったな(写真は平手で我慢)。

ちなみに本家S.I.C.では大量の差し替え手首に
山ほどのディスクアニマル(展開前、展開後)。
更に「アームドヒビキ」再現用の換装パーツまで付いてたのよ!

さてS.I.C. 極魂の響鬼さんはシリーズ第1弾ということで、
先行してお試し用のクリアパープル素材で無塗装版が
雑誌付録として登場してました。
当時買い逃したワテクシは最近やっとゲットできましたので
ここでちょこっとご紹介♡


どうです!なかなか素敵でしょ♡
内部に可動関節やフレームが入ってるせいで
クリアパーツの無塗装でも「透け過ぎない」
程よいカラーリングが良いよね♪

無塗装でも細かな造形やお腰周りの装備も一切抜かりなし!
もちろん付属品もすべて付いてくる。
雑誌のオマケにゃ豪華すぎません?


可動だって製品版と遜色なし!

但しちょっと関節が緩くなってる。
素材のせいか経年劣化かは不明。
ですがここまで遊べれば上々でしょう♡



てなところで、
以上「S.I.C. 極魂 仮面ライダー響鬼」でした♡
出来が良いだけでなくお手軽に扱える小サイズなのが良いんです♪
今なら食玩「掌動シリーズ」と絡めて遊べるからね!
もちろん本家「掌動」シリーズの響鬼さんも心待ちにしてますからね!
・・・出るよね?
てゆうか、新シリーズ
「掌動EXCEED(ショウドウエクシード)」の情報はまだでしょか?

最後の余談。
響鬼さんの当時の販売価格、定価1,100円(税込み)でした。ガチで。
軽いめまいを覚えつつ、以上おしまい♡